飼い主さん
飼い主さん
サロンでレーキングしてもらったり、自宅でファーミネーターをするデメリットはありますか? 

まず「レーキング」という言葉に馴染みのない方も多いと思うので
説明すると

犬の毛には
オーバーコートとアンダーコート
の2種あって
このアンダーコートの処理を指します
毛がめっちゃ抜けて家中が毛だらけになるあれです

ちなみにトイプードルとかはほぼオーバーコートだったかな?
シングルコートというやつなので
レーキングは必要ありません
柴犬やゴールデンその他もろもろ
とりあえず毛が抜ける犬たちですね

毛について興味のある方はググってみてください

でレーキングの目的としては
抜けた毛、抜けそうな毛(不要な毛)を処理して
皮膚や毛の健康を保つみたいなやつですね
あと換毛期にはよく毛が抜けて
家での掃除が大変になるので
やられる方が多いです

ファーミネーターというのはそ
れを処理するために市販されている道具の事です
これはサロンとかでもよく使われるもので
アンダーコートのみを絡め取るブラシに近い物です

ここまでがかなりざっくりですが
レーキングとファーミネーターの説明で

今回はそのデメリットについてです

レーキング自体のデメリットはあまりないように思えます
そもそもレーキングの定義として
適切に「不要な毛」を取り除くことなので。

で、今回はサロンでのレーキングと
自宅でのファーミネーターの使用についてなのですが

サロンでもレーキングにファーミネーターを
使うことが多いです
ナイフを使ったりすることもありますが
多分ファーミネーターのほうが多い

この理由としては簡単でよく取れるから

ただファーミネーターについて調べてもらうとわかりますが
いろいろ注意点が出てきたりします
主に道具の使い方や頻度についてですね

・力を入れすぎたり、やり過ぎると皮膚にダメージを与える

・イボや傷、かさぶたなどがある場合傷つける

・毛玉やもつれがあると痛みを与える

みたいな感じですかね
これはこの通りだと思います

で、サロンと家での違いとしては

サロンだとそれをオプションメニュー
で別途料金をもらっていたり
結構抜け毛がすごい犬をやったりするので
結構念入りにやりがち
サロンから帰ってから抜け毛がある
と良くないって思ってしまうのもあるのかも

しかも難しい作業ではない上に
結構取れるので
楽しくなっちゃって?
終わりがわからない?
などで延々とやってるのを
見たりしますね
実際にそろそろやめようか?
といった事は何度もあるし
他のサロンでお願いしたら
皮膚が赤くなったなんて子もいました

これだと上記の注意点が怪しくなるのでサロンであっても 皮膚への影響がある場合も少なくない

なのでサロンで頼む場合は
「皮膚が赤くなりやすい」とか
「程々で大丈夫」などを伝えたほうが
無難かもしれない
あと、イボがあればなるべくその
場所を伝えておく

そして家でやる場合ですが

サロンだと基本的にもつれや毛玉があれば
取ってからやるので
引っ掛かりに関してはそこまで心配ないが
逆に家の場合は
それがわからずやってしまうことが
あるかなとも思います

あと
ファーミネーターやってるこは
背中のブラッシングを嫌がる子が多いです
ってことは、痛みが生じている証

ブラッシングって背中が一番嫌がらない
箇所なんですが
嫌がる場合
なにかやってますか?と聞くと
そういう時、ファーミネーターをしている       なんてことが結構あります

なので
家でやるときの犬の反応で
背中にファーミネーターをかけるとき
顔を後ろにクイッと
何度も向けてきたら
痛みを感じている可能性が高いので
もつれがあるか
力を入れ過ぎか
やり過ぎてるか
の可能性があるので
要注意です
あ、あと
背骨などの骨のゴツゴツも要注意です

あとは抜け毛がなくなるまでやる
のではなく
その2.3個手前で終わらせる
くらいのイメージでやるのが
良いと思われます

これホントにやったことある人なら
わかると思いますが
抜けなくなるまでやりたい病
に罹ってしまう人が多いので

そんな人は

「やりすぎない、やりすぎない
やりすぎない、やりすぎない、、」

と呪文を唱えながら
やって下さい。笑
皮膚が赤くなっていないかも
チェックしましょう

以上、レーキングのデメリットや
注意点についてでした

てかファーミネーターって名前
ターミネーターの影響は少なからずある
と思ってしまう
個人的には2が好き
あんな警官いたら犯罪率絶対下がるよね